-
- Jujuの書庫
- Story & Another story
- Story 10.真ちゃんの誕生日。
Story 10.真ちゃんの誕生日。
8月の真ちゃんの誕生日はとても穏やかに迎えた。
その年の真ちゃんの誕生日は奇跡的に私も旦那も仕事がお休みで朝からのんびりとしていたけど、きーちゃんはというと…
いつものように家事のお手伝いした後、一心不乱に何かを作っている。
お昼ご飯も食べずに一生懸命作っているので覗いてみると、ピアス・ブレス・ネックレス。
その時は普通のビーズかと思ったんだけど、今思えばパワーストーンを使ってた。
真ちゃんのお誕生日のプレゼントらしく、パーツはこの間おばあちゃまとお出かけした時におばあちゃまが揃えてくれたと教えてくれた。
3種類作ったのは、どれが一番手元に置いておきやすいかわからなかったからとのこと。
でもさ、作っても真ちゃん出てこなかったら渡せなくない?とふと思った。
まぁ、わたしたちがいなけりゃ顔を出すみたいですし(ちょっと根に持つ)誕生日当日でなくても渡せるのか。と一人納得。
お昼すぎ、きーちゃんの作品は完成。
いつから作り出したのか?と聞いたら、おばあちゃまとお出かけした日かららしい。
1週間で3つもよく作れるわ。と感心。
きーちゃんのクラフトの一点集中具合はこの頃からみたい。
ちなみに、この作品を見てきーちゃんに衣装関係をちょこっとずつお願いすることを密かに決めた私。
きーちゃんにきちんとお代を払うから衣装のアクセなんかを作って。とお願いしてみた。
私はオリジナルの衣装をゲットできるし、きーちゃんはお小遣いをゲットできるし、二人共おいしい。ということで契約成立。
最初はアクセだけだったけど、次第に衣装も作ってもらうようになった。
「真ちゃん、受け取ってくれるかなぁ。どうやって渡そう」と心配氣なきーちゃん。
あれ?渡す計画あったんじゃなかったの?
きーちゃんにはきーちゃんなりのルールがあるみたいで、自分から真ちゃんの部屋に行くことはしない。と決めていたみたい。
「部屋へ行かないならどうやって渡すの?」
「どうしたらいい?」
わたしが聞きたい。
「どうやって渡したらいいかな?」と旦那に聞いてみる。
「えー、どうやってって家にいるんやし部屋行って渡したらええやん」
だから、それはきーちゃんのマイルールから逸れてるんだってば。と思ってると旦那、立ち上がりリビングから出る。
使えないなぁ。と思ってると、しばらくして真ちゃんを連れてきた。
我が旦那ながら、出来る子!
まだラッピングが出来てなくて焦るきーちゃん。
出来る子だけど、空氣読め旦那。
連れて来るタイミングよ。
真ちゃんを連れて来るとまたゲームをしだす。連れて来っぱなし。
空氣読め旦那。
真ちゃん、手持ち無沙汰。
私、こういう時どうしたらいいか悩む。
きーちゃん、焦りながらこそっとラッピングをする。
超氣まずい。
ホント、空氣読め旦那。と思ってると、真ちゃんも微妙に氣まずい空氣を読んだのか台所へ行ってコーヒーを淹れ始める。
きーちゃんのラッピングスピードが上がる。
私は何をしたらいいか悩む。
きーちゃんのお手伝いしようにも、何に手を出していたらいいか分からずぼけっときーちゃんの横に座ってた。
「どうやって渡したらいい?」
ラッピングをほぼ終えたきーちゃんが小声で聞いてくる。
「出て来たからもう渡せば?」
「ねーさん、渡してー」
「いやいやいや、きーちゃんからのプレゼントを私が渡すのおかしいでしょ」
そんなやり取りを繰り返す。
いざ真ちゃんが出てきたけど、なんか照れてるみたいで。
あら、かわいい。
私が渡すのもいいんだけど、年相応に照れてるのがかわいくて「自分で渡しなさい」を押し切った。
「じゃあ渡してくる!」と意を決して台所へ行こうとするきーちゃん。
いやいや、台所じゃおかしいでしょ。
世話がやける子だ。
おねえさんは、超いいアイデアを思いつく。
きーちゃんを呼び止めて、頼んでいたケーキを取りに行って。とお使いを頼んでみることにした。
「えー、今頑張れそうだったのにー」
出鼻を挫かれたきーちゃんはちょっと拗ね顔。「いいから、いいから♪」
作戦をこそっと伝える。
「多分、きーちゃん一人で行くってなったら6割くらいの確率で真ちゃんついてくから、その時渡しちゃえ!」
これを聞いて、きーちゃんと旦那がポカーンとする。
旦那、なぜお前が聞いている。
しかも異論ありそうじゃないか。
「6割って…何その絶妙な数字」
旦那がぽろっと言う。
旦那、お黙りなさい。
ケーキを予約していたお店までの地図と、その他買ってきて欲しいものをリストアップする。
きーちゃん、プレゼントのことを忘れて真剣。
いや、これプレゼント渡す口実だから!と思いつつ、メモを書く。
「きーちゃん一人でこんなに買って帰れる?しかも歩きやと遠いで」
作戦通り、真ちゃんがメモを覗いてきた。
「大丈夫!がんばる!」ときーちゃん。
いやいやいや、そこは頑張ったらあかんねんて。真ちゃんに一緒に来てって頼めよー。
「ケーキだけでも結構ハードじゃね?何できーちゃん1人やねん」とか異議を唱えだす真ちゃん。
いい感じ。
「じゃあ、真ちゃん一緒に行ってあげてよ」
さあ、きーちゃん私のパスを拾うんだ。
「大丈夫!頑張る!」
ちがーう!
そこは頑張るなーー!
私の言葉に絶句していた真ちゃんは、きーちゃんがめちゃめちゃ氣合いを入れてお使いモードになっているのを見て「あかんあかん、絶対遠いし荷物重いって」と止める。
「頑張る!」
そう言いながら荷物を持ちやすい鞄を用意し始めるきーちゃんを見て…
「ちょっと待って!シャワーだけするから20分待って!」と真ちゃんが部屋に戻った。
作戦通り。
私、超優秀な策士じゃない?
多分、私は盛大にドヤ顔を決めて旦那を見てたと思う。
旦那もきーちゃんもポカーンとしてた。
20分後、予告通りシャワーした真ちゃんはリビングに戻ってきーちゃんと共に出かけた。
「えーー、なんか納得いかん。力技過ぎね?」と旦那はなんか言って首を傾げてたけど。
それはね、頭脳の違いだよ。(ドヤ顔)
「あっ」
私が勝利の余韻に浸っていると、旦那が何かに氣付いたらしい声をあげ一言。
「きーちゃん、これ、忘れてるで。ええんか?」
旦那が指さした先には、ラッピング済みのプレゼント。
脱力。
きーちゃんたちがケーキ屋さんへ出かけたのが14時頃。18時現在帰ってこない2人。
何しとん。
「遅すぎる、やっぱ真ちゃんに電話しようかな」を何回言っただろう。
その度に「自分がけしかけたくせに」と旦那に止められる。
遅い!
氣を紛らわすために食事の用意をしたけど、もう出来上がるんですけどーーー!
ヤキモキしていたら、19時前に帰宅した2人。
「おーそーいーー、寄り道するなら連絡しなさい!」
氣分はまさにおかん。私、こんな大きな子(しかも2人も)いつ産んだのかしらね。
でも、真ちゃんの表情はここ最近の中で一番柔らかくてなんか安心したり。
2人の留守中、アキちゃんから出張がいきなり決まったからしばらく帰れないと連絡があったことを伝え、家主不在で誕生日パーティーをすることに。
きーちゃんに「プレゼント忘れて行ったでしょ」とコソッと伝えると、「途中で思い出して焦った笑」と照れてた。
いつ渡すのかと聞いたら、ご飯食べた後また出かける約束したみたいで(昼まで引きこもってたのにね!)「その時に頑張る!」だって。
どこで道草くってたのか聞くと実家へ行っておばあちゃまと会ってたんだって。
真ちゃんが外に出たら、おばあちゃまに電話してほしいと言われていたのを思い出して、それを真ちゃんに伝えて電話したら、寄れるなら一度顔を見せなさいと言われたとのこと。
「電話忘れててごめんなさい」と素直に謝ったから許そう。
「これからどこ行くの?」と聞くと、また実家へ帰ってもう一度おばあちゃまとお話するそう。
「遅くなりそうなら泊まって帰るわ」と真ちゃん。
ん?
私がびっくりしてるうちに「わかった」と返事してる旦那。
わかったじゃないでしょ。
きーちゃん、女の子なんだよ!
「年頃の女の子をオトコと泊まりに行かせるとかダメでしょ!」と怒ると、旦那も真ちゃんもポカーン。
「何もせぇへんわ」と真ちゃんは頭を抱え「泊まりあかんとか…うちに既にずっと外泊してるし…何を言うてはるんすかね?」と呆れる旦那。
あら、そう言われたら…
馴染んでたから忘れてたけど、きーちゃんうちにお泊まりしに来てるのよね。
きーちゃん、馴染みすぎてすっかりうちの子の氣でいたわ。
「いい、おばあちゃまにちゃんと別の部屋にしてって言うんだよ!」と出かけ間際にきーちゃんに念をおす。
旦那と真ちゃんにアホかって言われたけどね、お預かりしてる娘さんになんかあったら大変だからね(親心)
きーちゃん達を送り出して一息つく。
2階の私たちのスペースに、きちんとキッチンとリビングとがあって私たちのプライベートは確保して貰ってたんだけど、私がきーちゃんにくっついてるから寝る以外はぼぼ2階を使ってないし、旦那と2人だけって既に新鮮。
同棲始めた頃を思い出しちゃった。
久しぶりに2人で飲みながら、自然と今回の話やこれからのことを話しに。
今回、実はこのシェア生活が原因じゃないのかと心配になったこと、きーちゃんは自分が感じる以上のものを感じていて、多分私が思っている以上に生きることが困難なんだけど私がどこまでフォロー出来るのか。
今回は結局おばあちゃまが居ないときーちゃんがせっかく教えてくれたことが全く無駄になるところで自分の力不足を感じていること。
どうすればきーちゃんの世界を共有まで行かなくても理解できるのか全く見当がつかないこと。
これでもかと旦那に話したんだけど…
きーちゃんに関しては私はどうかしてあげようではなく、いつも通りのがいいんじゃないか。一生この生活は続けるのは現実的ではない。
だからいずれはこの生活から離れるつもりだけど、これは自分だけでなくて私と決めるつもり。
きーちゃんは今はここが居心地いいかもしれないけれど、もっと成長したら別の場所にいくかもしれない。
今はまだ面倒は見ることは出来るけど、これから先きーちゃんが大人になるまで面倒を見ることは出来ないことはわかっているよな。
ここに来てからきーちゃんを見ていて、日常の生活のことをもっと覚えて行かなきゃいけないことも沢山あるけどそれ以上に対処しなきゃいけないことがある。
けどそこは素人ではどうしようもないんじゃないか。
「下手なフォローは余計にきーちゃんが生きていくことを厳しくするねんで。」と旦那が言う。
この生活やきーちゃんが大人になるまで私たちが面倒を見ることが現実的でないことは、よくわかってる。
いつか、大人になって私たち以外の人と過ごすこと。
ここまでは考えていなかったのは事実。
その可能性はまったく考えたことも、頭をよぎったこともなかった。
まぁ、冷静に考えたらそうなるかもしれない方の可能性大なんだけれど。
でも、きーちゃんがここを離れるまで、私が育てる!と言い切れないのは無責任なのかもしれないけれど、それでも今きーちゃんがここが安らげるなら、ここが必要なくなるまで、私ができることをやっていきたいなーって。
なんでこんなにもきーちゃんに対して友達以上に可愛いと思ったり、心配してしまうのかは未だにわからなくて。
妹が欲しかった。っていうのもある。
でも、それだけじゃないのは漠然と私にとってきーちゃんだけでなくここに住むメンバーは必要な人なのは分かっていた。
「きーちゃんがここを必要としなくなるまでねぇ。動物を見てかわいいっていうのとは違うし、自分の子供を育てるのと変わらないくらいの覚悟は必要かもしれないけど、キリコが覚悟あるならいいんじゃないですか」と旦那。
自分の子供…まったく想像したことがなかったわ。
旦那は考えたことあるんだろうか?
このまま行けばいずれ入籍すると思う。
そうしたら子供が欲しいとか思ってたりしてる?
私が言ったことで、諦めなきゃいけなくなったとか?
いずれ入籍はするんだろうな。っていう想像はしてたけどそれは家庭を持つということで、そうしたら子供ができるかもしれない。
当たり前のことなのかもしれないけど、その時点でわたしは「自分が子供を産んで育てる」ことを想像すらしたことがなく、この時に初めて自分のこれからをもっと具体的に考えた。
しばらく考えて、出た結果。
考えても仕方ないでしょ。笑
全部死ぬときにあの時はあんな意味があったんだな。って答え合わせできると思ってるし、今、自分が子供を持つとか想像もしたことがなかったし、子供が欲しいとも思ったことがなかった。
でも、旦那とはずっと添い遂げたいと思っているし、そうなると確信している。
子供については旦那と話し合うしかないわけで。
まさか、きーちゃんの話から自分の今後の人生について考えるとは思わなかったわ。
「美樹は自分の子供欲しいの?」
聞いてみた。
「子供ねぇ…考えたことなかったなぁ。まだ結婚もしてませんし」
あ、考えたことなかったのね。
なんか安心した。
「キリコが欲しいなら結婚しますか?」
ん?ちょっと待て。
なんだ、その子供が欲しいならしゃーないから結婚しよう的な発言。
これはプロポーズにカウントしないからね!
「いりません!今はきーちゃん育てるので精一杯!!」
「いきなり12歳の父親は無理やわwww」
「きーちゃんだって選ぶ権利あるわ!」
なんかそんな話をしていると「キリコさんのタイミングで結婚しましょうや」と言い出した。
これ、カウントしていいんだよね??
ちょっと浮かれたんだけど、あからさまに喜ぶのが照れたので…「いつでもよろしくってよ」
「じゃあさ、じゃんけんしよ。私が勝ったら今日。美樹が勝ったら日にち決めて!」
「なんやそれ。」と言いながら、
じゃんけん。
ぽんっ。
私チョキ。
旦那パー。
私の勝ち。
「今日でもええんですが、二人共飲んでますけど?届けには保証人いりますが?どうするおつもりなんですかね」
「あ…」
そうだわ。
婚姻届、書かなきゃいけないよね。
保証人っているんだよね。
飲んでたら役所いけないじゃない。
真ちゃん何で引きこもるのやめたのよぉ。
なんだか勢いで入籍を決めたけど、役所へ行く手段がなく、ひとまず明日以降にしようと落ち着いた。保証人が必要だし。
「保証人って2人だっけー?」
「入籍するとして、何したらいいんだろ。」
インターネットがまだない時代。
すぐにググれない。今はそう考えると便利な時代よね。
日付が変わろうとした頃、旦那の携帯がなる。
真ちゃんからでおばあちゃまとの話が思ったより早く終わったから今から帰るとのこと。
タイミングよー。
「今日届け出しに行くぞー」って時に電話くれなきゃ。
もう浮かれ氣分落ち着いたわ。段取りモードに入ってるっての。
帰って来たら「入籍することにした」決めたと2人に言おう。と思ったらまたちょっと浮かれてきた。
2人が帰って来るまで今後の予定を立てることに。
入籍は旦那の誕生日の8月17日。
一応実家へ報告した方が良いだろうから、その前後に帰省する。
お店のお盆休みが丁度その日からだから、連休確保オッケー。
あ、オーナーに報告しなきゃねー。
なんかタスクを挙げてたら楽しくなってきて。私も一応女子だったみたい。笑
同棲して何年も経つから、入籍と言っても特に変わらないんだろうなーと思っていたけど。
きーちゃんたちが帰宅したのは、日付が変わって3時!
なんで1時間もあれば行けるところから帰るのに3時間もかかるのかしらね!とお説教モードで玄関へ行くと真ちゃんに抱えられて半分寝てるきーちゃん帰宅。
まあ、3時だしねー。
どんな話してきたのか聞こうと思ってたけど、無理そう。
私も報告したかったんだけど。
リビング横の部屋にある自分の布団に辿り着かず、ソファーで撃沈するきーちゃん。
真ちゃんもすぐに寝るかと思ったけど、部屋に行かずにリビングに。
私たちの報告は、明日の朝イチきーちゃんが起きたらしよう♪ってことで、別の話をしよう。 と思ったけど、話題が浮かばない。
何の話してたのか聞きたいけど…本人に聞くのってなんかハードルが高くて。
だから、旦那と真ちゃんとの会話を横で飲みながら聞くことにした。
「で、ばーさんと何話して来たん?」
旦那、いきなり直球ど真ん中。
あ、聞いちゃう感じ?
いいぞ、もっと行け。
昼間は、しこたま自分の未熟さを説教されて、その上で今後本氣で家業を継ぐつもりなのか。
「これを夜までに考えなさい。」と言われて、再び実家へ向かったとのこと。
2度目に戻った時に、改めて自分が未熟で迂闊だったことを反省して継ぐ意志があることを伝えたんですって。
きちんと真ちゃんの家業については知らなかったけど、とても大きな覚悟がいる。ということは話している真ちゃんを見ていてわかったし、その覚悟も見えた。
そして、きーちゃんのことも話したそう。
おばあちゃまがきーちゃんと出かけた時、きーちゃんが見えるものや感じるものの話を聞いて、五感以外でも何かを感じている子なのを確信した。
このまま何もしないと間違いなく、いずれ良くないものに喰われてしまう。喰われなくても、今回の真ちゃんのようになるだろう。
まだそんなに話したことがそんなにないから、きーちゃんにとって一番有効な対処法はこれから見つけないとわからないけど、真ちゃんが覚悟があるのならきーちゃんの対処法を探して教えてみたらいいと思う。と真ちゃんに言ったそう。
でも、それは人の人生を預かることになるから、よく考えて決めなければいけない。
対処法を覚えたらきーちゃんはとても強くなる。
そのことで、大きなお役目を果たすことも可能だと思う。
だからこのまま何もせずに成長するのは勿体無い。
自分(おばあちゃま)が教えることをしたいと思ったけれど、教えきるまで自分が生きているとも限らない。
だから真ちゃんにしてほしい。
きーちゃんはまだ子供だし、出会ってから数回しかあっていないけど、おばあちゃまはとても長く続いてる縁を感じたからこのまま苦しんでいくであろう姿は見たくない。とも。
長い縁。
この言葉がなんかしっくりきた。
多分、私もこれなんじゃないかな。って思って。
まだ会って数ヶ月の、とっても年下の子がどうしてこんなに氣になってしまうのか。
長い縁があったのかもしれない。
「で、どうすんの?」
私もそれ聞きたい。ってすごいシンクロだよね。
私たちも似た話をしていた。
即答でやる、出来る。って言いたかったんだけど…
それがきーちゃんの為になるのかわからないから、まだ悩んでる。と返ってきた。
そして一番最初に会った頃の話をしてくれた。