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Story 37.自立の一歩。
この生活が始まってから2年が経とうとしている。しみじみ思い返せば思い返すほど、ネタに尽きないというかどれもアクが強いというか。何か一つ解決して平和が訪れたかと思うと急展開なわけで、2年しか経ってないけれどもうお約束として常に構えているというか。
「お電話変わりましたー。どうしたのー?」仕事中、珍しくきーちゃんから電話があった。「どうしたの、落ち着いて。大丈夫だから」なだめても聞き取れないくらいに泣いていて、かろうじて「おばあちゃん」「真ちゃん」は分かった。あとは「馬」うま?
様子がおかしいことを電話を取った奥さんが氣付いて旦那を呼んできてくれて、旦那がかわる。「きーちゃん、今きーちゃんが落ち着かないと何も進まん。頑張って落ち着け。きーちゃんならできるから。話せるまで待ってるでな、落ち着け」少し待つ。時々、旦那が「大丈夫。」と言ってる。「そしたら、真弥の会社に電話出来るか?居らんかったら住所言うてな、行けって伝えてもらい。早番やで、帰ったら連れてったるから。きーちゃんも言われたんやろ、そしたら行ったらな。それまで頑張れるか?頑張れるな」と言って電話を切った。聞き耳を立ててみたけどどういうことか全く分からない。
「婆さんが落馬して病院運ばれたんやと。弟子さんから真弥に電話したけど繋がらんできーちゃんにかけたって。で、きーちゃんも真弥にずっと電話しとるけど出ないからどうしたらええかわからんくて電話かけてきたんやって」「ええーっ」これには奥さんと声を合わせてしまった。「怪我は?」「腰の骨折ったって。で、真弥ときーちゃん呼んでるからって言うてた。今日上がったらすぐに連れてくわ」「作業は?一段落してるなら早く連れてってあげなさいな」と奥さん。「いや、でもここ最近ちょいちょいと休み貰ったりなんやしてるんで…」たしかに。ここに越してからいろんな事情でイレギュラー連休もらったり、早かったりしてるから氣持ちはわからないでもないけど。「それまでは、何年も定休日以外休んでなかったでしょ。そんなんで、評価変わらへんわ」と奥さん。「中学生って言ってもまだ子どもなんだから。1人で心細いでしょ。あんなに泣いてたのに必死にキリコちゃん達お願いしますって言ってかけてきて。かわいそうに。お父さんって言うくらいなら早く行きなさいよ」
この理解よ。ありがた過ぎて泣ける。きーちゃんのことを始め、全部話をしてある。きーちゃんのこともとても可愛がってくれるし、心配してくれてる。美樹がお父さんじみていて、自称お父さんなのも知っている。まあ、これは何年もまじめにやってきた旦那の努力の賜物でもあるんだろうけど。私は遅番だし、仕事が立て込んでいるため旦那のみ先に帰ってもらった。落馬ってことは乗馬だよねぇ。だから馬だったんだ。と納得しつつ、おばあちゃま元氣ねー。と思ったり、でもやっぱり心配だったり。おばあちゃま、元氣といってもやはり高齢は高齢だし。
午後8時。終業ジャストに旦那が顔を出した。「どうだった?」「婆さん、すごいな。痛い言うけど手術はせん!寝たきりにもならん!って言うとったで。笑」少し安心。「きーちゃんは?」「真弥と病院おいてきた」真ちゃんとも連絡ついたんだ。良かった。「携帯電池切れとったで。人騒がせな」「しょっちゅうじゃん」真ちゃんはしょっちゅう携帯の充電をカラにするし忘れるしで、きーちゃんに「携帯は携帯するから携帯電話なんでしょ」とよく言われてる。
あの後きーちゃんは、頑張って真ちゃんの会社に電話。真ちゃんは会社に居てたからすぐに向かったらしい。きーちゃんを迎えに行くつもりで一度帰ると言ったんだけど、「私に氣にしないで先に行って!と怒ったらしいで。」と旦那が笑う。成長ですなぁ。「帰ったら号泣しとったわ。あの時に上がらせてもろてよかったかもしれん。真弥ん時思い出したって」そうだった。割と最近といえば、まだ最近になるよね。結構復活してるようで、まだ足引きずってるもんね。
おばあちゃまの超人説。頑なに手術を拒否。お歳から寝たきりになるかと言われていたのに驚異の回復力を見せ三ヶ月も経たず退院。とは言ってもまだまだリハビリは必要だし、家での生活に注意が必要。けど、同年代ならもっと入院は長引くもので下手したら寝たきりになる人も居るくらいなのに、骨自体は健康な50代の骨らしい。おばあちゃま、御歳80。
きーちゃんは学校帰りに行ける限り顔を出していた。入院中、一番顔を出しておばあちゃまの側に居たのはきーちゃんで、おばあちゃまは冗談でよく自分の遺産は全部きーちゃんにやる。薄情な親族には渡さない。と笑っていた。
「あのね…」夏休み入る直前。夕食時。少し歯切れ悪くきーちゃんが話を切り出す。「どしたー?」「夏休み中ね、」「うん?」「おばあちゃんちに行こうかと思って…まだ真ちゃんにも言ってないんだけど」おばあちゃんち。真ちゃんのだよね?「ごめん、話、見えない」と旦那。私もよくわからない。その真ちゃんは今日は帰宅が遅い。
「えっと、今日病院行ってね…」今日も学校が終わっておばあちゃまの所へ行ったきーちゃん。その時に入院中の主治医の先生と事務の人が来て、リハビリの病院に転院してはどうかって言われたそう。でもおばあちゃまは退院がいいと言ったんだけど、お弟子さんが離れに住んでいるものの日中はほぼおばあちゃま1人。おじいちゃまはほぼ帰宅なし。だから、まだそれは危険だから転院が良いって言われたんだって。でも帰りたいとおばあちゃまが言うから、先生に「私が居たら帰れますか?」と聞いたきーちゃん。それなら大丈夫だと言われた。おばあちゃまは喜んでくれた。きーちゃんは「喜んでくれたはず」と言っていたけど、絶対喜んでるよね。おばあちゃまの性格的に来て欲しくなかったら断ると思う。「でも、まだ真ちゃんに言うてなくて勝手に決めたん。嫌な氣持ちなるかなぁ。夏休み中はね、わたしだけ行くつもりやから、真ちゃんのお仕事とか邪魔にならないと思うけど。おばあちゃんとのこと、勝手に決めたから…」としなくてもいい心配をするきーちゃん。世話のやける娘だ。
「婆さんのことやから、迷惑や思ったら断ると思うで」と旦那。よく言った。「嬉しい言うたんやろ。なら、きーちゃんが不安ならんでええやん」そうだそうだ。「きーちゃんが、早く帰りたい婆さんの為に考えたんやろ。婆さんも喜んでそれが良いって言うてんやろ?なんで真弥に氣ぃ使うことあんねんな。一番婆さんの所に行ってんのきーちゃんやって、こないだ婆さん言うとったやん」そうだそうだー。もっと言ってやれー!「世話大変やろうけど、頑張れるんやろ?なら頑張っといで。もし、助けがいるなら言うてきたらええから」お、カッコいいー。さすがお父さん♪「うん。」「で、退院いつよ」「終業式の次の日にって言うてた」「明後日やんwww準備しなあかんやんwww」退院って急に決まるけど、急ね。で、何でそんなにウケているんだろう、うちの旦那。「持ってくの着替えくらいだから今日の夜に準備して、明日学校終わってから荷物をおばあちゃんちに持って行こうかっておばあちゃんと言っててん。鍵借りてきたよ。あと、おっちゃんには言っといてくれるって」
「あとね、色々道具をお家に設置してもらうんだけど、退院の日の朝イチにくるから、おばあちゃんが明日はおばあちゃんちに泊まっていいって言ってくれたん」とおばあちゃまとの計画を教えてくれるきーちゃん。おっちゃんとは、住み込みのお弟子さん。「わざわざ電車で大荷物持ってかんでも真弥に言うたら車出すんちゃうか?無理やったら帰ったら連れてったげるから待っとき」頼れるね、お父さん。「美樹ちゃん、ありがとー♪」と言って旦那にハグ。うちの娘、年頃だけど「お父さん近寄らないで!」って言わない娘で良かったね。
そんな話をしていると、真ちゃんの車の音がした。「帰ってきた!どうしよう!」急に焦り出すきーちゃん。どうしようってなによ。「大丈夫だって。ちゃんと言ったら怒らないから」怒るわけないじゃん。氣ぃ悪くするわけないじゃん。心配症だなぁ。「せやで、もし怒りだしたら先にぶん殴って黙らせたるからちゃんと言いや」旦那が言うと、なんか冗談に聞こえないからやめて。それでもなんか緊張してるみたいで、マハルを抱っこしてリビング中ウロウロ。マハルは楽しそうだから良いんだけどさ、落ち着きなよ。
「ただいま」リビングに顔を出す真ちゃん。固まるきーちゃん。そして、つられて固まる私たち。「何すか?」そらそうだよね。うん、その反応正しい。「着替えて!着替えたら言うから!」とまたマハルを抱っこしたままウロウロ始める。すっごい、変だよ。「後でええよ。どないしたん」真ちゃんはマハルを取り上げて、私にパス。きーちゃん、マハルが居なくなってもウロウロ。だから変だってば。落ち着きなよ。「ストップ、ストップ。はい、ここ座るー」ときーちゃんをソファーに連れて行く。さすが真ちゃん。きーちゃんの扱い慣れてるな。ソファーに座るもヘルプの視線を送ってくるきーちゃん。頑張れ!きーちゃんは何も悪いことしてないから。「えっとね、あのね、ごめんなさい!」いやいやいや、違うってば。何で一言目謝ってるの。「何?何したん?」何で私の方を見るかな。私はそのまま旦那を見る。「まずさ、真弥、そこまで怖い顔しとったら言えるもんも言えんからとりあえず荷物おろして座りぃや。きーちゃん、何も悪いことしてへんから謝らんの」おー、父さんやるな。「さっき言うた通りでええから」旦那に促されて、たどたどしいながら一つづつ話すきーちゃん。「真ちゃん、ごめんね、勝手に決めちゃった。ごめんね」だから謝らなくて良いってば。「えーっと、、、」真ちゃんが今度は混乱中。「まず、明後日に婆が退院やな」そう。「早くね?何やねん超人か?」あなたのおばあちゃまですけど?「で、キリエが婆の世話すんの?」「お世話じゃなくて、お手伝い!」同じだと思うけど。「お手伝いでも世話でもええわ。夏休み中?」「ひとまず夏休み中。二学期入ってまだ心配ならリハビリの病院に入院しに行くからって」「キリエ1人で?」「そのつもり。でもね、明日荷物は美樹ちゃんが仕事終わったら運んでくれるって」「退院、明後日?」さっき言ってたやん。聞いてたやん。「明後日の午前中。だからね、明日学校終わって美樹ちゃんと荷物持っておばあちゃんち行くの。おばあちゃんから鍵預かったから。で、退院の日に行って、一緒にタクシーで帰ろって言ってたん」「婆は?なんて?」「きいちゃんがええなら嬉しいわって。助かるって」「え?明後日?」真ちゃん、混乱してるでしょ。「真ちゃんのおばあちゃんなのに、おばあちゃんと勝手に決めてごめんね。でもね、おうち帰りたい。って毎日言ってたん。だからね、私が居たら帰れるなら、そうしたいなって。ごめんね」きーちゃん、謝りすぎ。「えーーっと」まだ混乱氣味だね、真ちゃん。「まずな、ありがとうな。それでやな」整理始めたね。「何で美樹が荷物持ってくん?」「電車で行くの大変だからって言ってくれたん」「え、行くやん。てか、夏休み中一緒に帰るわ。夜はおっちゃん居ってもキリエ1人で無理やろ」そうなるよね。そう言うと思ってたよ。旦那も、真ちゃんが運ぶやろって言ってたよ。「でも勝手に決めちゃったから、真ちゃんお仕事かなって思ったから1人で大丈夫よ。ごめんねごめんね」きーちゃん、何で半泣きになってんの。「キリエ、落ち着け。大丈夫。一回深呼吸しよう」混乱始めたきーちゃんを落ち着かせる。「何で謝るん?謝ることしてへんで?」「真ちゃんのおばあちゃんなのに、勝手に決めちゃったから」「どうせ婆がけしかけたんやろ。それはええから。キリエが夏休み中、婆の世話してくれるんやったら一緒に帰るから。仕事は向こうからでもいけるから」まさに(´;ω;`)←こんな顔になっちゃってるきーちゃん。にしても、中々の決断だよね。でも、夏休みでしょ?受験勉強は?一般的な受験生って塾に通ったりするんじゃなかった?そういや、その辺りの話連休辺りから聞いてないわ。どうなってるんだろう。でも、これはきーちゃんがおばあちゃまのことを思って決めたことだし、すごい成長だよね。結局、真ちゃんが一緒に行くことになったけど決めた時点では私達が居なくても何とかしようとしたわけで、自立の一歩ってやつだよね。
けど…夏休み中、きーちゃん居ないのかー。ちょっと寂しいよねー。とマハルにだけ言った。
「ただいまー」終業式だから帰宅が早いきーちゃん。「急いで用意しなきゃー」昨夜、準備する前に寝てしまったらしい。「そう言えばね、退院したらね、マハルくん会いに来てねっておばあちゃん言ってたよ」と着替えを準備しながらきーちゃんが言う。「そうなんだ。じゃあ会いに行こうねー」マハルはものすごい勢いのハイハイで突進していくから、ちょっと氣をつけなきゃいけないけど。「なんかあったらすぐに電話してよ」「ありがと。でもね、今、何かあったよ」きーちゃんがカバンに入れた服をそのまま引っ張り出すマハル。「あったね…」「マハルくんに会えないのがさみしー」マハルだけなの?私にも会えないの寂しがってよー。準備が完了した後、3人でおばあちゃま宅に行ってる間必要になりそうなものを買いに出かけた。
夕方、真ちゃんが帰宅した。この時間に帰ってくるの何だか久しぶりなんだけど。一緒に実家帰るって言っても最近遅いじゃん。大丈夫なのかな。と思ったりするけど、全く1人よりもきーちゃんは心強いのかな。真ちゃんが準備をしている間に旦那も帰宅。「すごーい、ありがとー」旦那は、あれば便利やろってオヤツやらカップラーメンやらを買ってきた。「コンビニ近くに無いから、フラッと買いに行けんやろ」なるほど。「じゃあ、行ってきます♪」「行ってらっしゃい」ホントに行っちゃったー。すでに私が寂しい。
きーちゃんは、向こうでちゃんとやってるかなー。と一日一回は考えてしまう。最初は毎日電話してくれてたんだけど、ここ何日か電話がない。と言っても、まだ10日しか経ってないんだけど。「マハルもきーちゃん居なくて寂しいよねー」マハルは、帰宅するときーちゃんがいつも迎えてくれるリビングをハイハイでグルグルまわって、きーちゃんが居ないと分かると真ちゃんの部屋まで突撃して行ったりして。きーちゃんが居ないとわかると抗議をしたり。赤ん坊ながら、大好きなきーちゃんが居ないのわかるのね。会いに行きたいんだけど、おばあちゃまの具合も分からないから迂闊に行っていい?なんて言えない。「明日、予定あった?」帰宅するなり旦那が言う。「無いですよー」「明日行ってみる?」真ちゃんから、おばあちゃまも退屈してるから暇な時顔出してって連絡があったとのこと。「きーちゃんに会えるよー。マハル嬉しいよね」「キリコが嬉しいくせに」旦那、おだまり。
「いらっしゃーい♪」車から降りるときーちゃんが迎えてくれた。10日ぶり。なんか、またお姉さんになった?きーちゃんが熱を出したりしてないか心配してたけど、大丈夫みたいね。精神的に落ち着くと、成長してるような氣がする。
「ちょうど洗濯物干し終わったところだったよ」「エライじゃーん。お手伝い順調?」「多分ー。おばあちゃん優しいからわかんない」と言って、うふふ♪と笑う。「真ちゃんも休み?」「そうやで。こっち来て初めて休み♪みんな居るから嬉しい♡」おばあちゃまもだいぶ回復しているみたいで、スタスタ歩くもんだからびっくりしちゃった。さすがに立った時にマハルにおいでーって言ってもらった時は止めたけど。「ホンマはね、1人でも充分大丈夫なんやけど、きいちゃんが居てくれるのが嬉しいから甘えてるんよ」とコッソリ教えてくれた。
着いた時はぐっすり寝ていたマハルはきーちゃんが居ることを察知したのか、すぐに起きてご機嫌。きーちゃん大好きだよね。「今日は藤森(弟子さん)も居るし、きいちゃん息抜きさせてあげられへんかと思って呼んでしまって、急にごめんなさいね」とおばあちゃま。「婆の世話ばっかりやと息詰まるやろうし」と笑う。
きーちゃんは、とっても良くしてくれてる。家事も全部やってくれるし、一番に私の事を氣遣ってくれて助かってる。帰って来れたのは、きーちゃんのおかげやわ。とおばあちゃまは嬉しそうで安心した。
「ねーさん、ねーさん、晩御飯食べて帰って大丈夫?」ときーちゃん。「大丈夫よー」「嬉しい!ありがと!」と言うと、立ち上がって部屋から出て行ってしまう。しばらくして、また戻ってきて真ちゃんに何か言ってる。なんだろ?前とちょっと違う雰囲氣。何がって言われるとわからないんだけども。だからって、ギクシャクしてるとかでなく、むしろ逆なのかな?「1時間くらいちょっと出てくるわ。マハルと昼寝でもしとって」と真ちゃんが立ち上がる。「ちょっとだけお買い物してくるね♪マハルくんーきーちゃんのこと忘れないでねー」あ、そのフレーズ懐かしい。「せっかく来てもろてるのに。どないしたん?」とおばあちゃま。きーちゃんがおばあちゃまの所に行って何かまた話して、また真ちゃんの所へ行って話して。うーん、やっぱこの10日でもう一段と成長したよねー。雰囲氣違うわ。この成長っぷり驚くわぁ。
マハルがお昼寝したから、旦那に頼んできーちゃんとお散歩に出てみる。さっきのヒソヒソ話、晩御飯のお買い物に行くって話だったみたい。でもおばあちゃまがそんなん行かんとお寿司でも取ればいいって言ってくれて、ラッキー♪と笑うきーちゃん。何だろ、やっぱり新鮮だ。「なに?何かついてる??」私がマジマジと見るから挙動不審になるきーちゃん。やっぱりかわいい。マジマジと観察したけど、どう違うのかわかんない。でも何か違うんだよね。これが成長期の女子だろうか。けど、ベンチに座って喋ってるとやっぱりきーちゃんで、やっぱりかわいい。お散歩してたご近所さんにお団子貰って嬉しそうだし。
「この10日で何かあった?大丈夫?」きーちゃんの変化を探ったものの分からなかったから本人に直撃。「えっとね、おばあちゃんの病院行ったのと…」絶対違うな、それは。「おばあちゃんに料理色々教えてもらってるよ」なんか違う氣がする。この10日の生活を楽しそうに話してくれる。その姿を見てると心配はしていたけど、おばあちゃまの所で生活するの正解だったんだろうな。と思う。ちょっとお姉さんになったけど、変わらずかわいいきーちゃん。帰ってくる時は、またもう一段と成長してるのかな。楽しみ。